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栃木県は海がありませんね。ということは、郷土料理のレシピの中にも海の魚は少ないのですが、那須地方では茨城県の相川村、現在の大子町の行商人がやってきて海の魚を手に入れることができました。
那須高原で海の魚のレシピがあるのは、那珂川町の馬頭ですが、さがんぼの煮つけは、那須高原全域で食べられている、まさに故郷の味。
ところで「さがんぼ」とはなんだか分かりますか? 鮫のことですよ。那須高原で鮫は意外な感じがありますが、みんなが知っていて、思わず懐かしーいとうなってしまう煮つけです。
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4人前 |
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(1) |
さがんぼ(鮫の切り身)……4切 |
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玉砂糖……大さじ1 |
(3) |
醤油……大さじ2 |
(4) |
水……カップ2 |
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これが鮫の切り身 |
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●さがんぼの切り身は、熱湯にくぐらせて湯通しします。 |
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鍋に水を入れて火にかけます。 |
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さがんぼの切り身を入れましょう。 |
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醤油、玉砂糖を加えて、強火で7〜8分ほど煮ます。ちょっと味が濃いめのほうが美味しい。 |
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火を止めて余熱で煮汁を染み込ませます。ほどよく色がついたらできあがり。 |
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●那須高原の魚屋さんには、鮫の切り身が必ず置いてあります。 |
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●食べごろは、煮汁が身に染み込んだとき。できたてよりも時間を置いたほうが美味しい。 |
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さがんぼを鍋に |
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醤油で味つけ |
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玉砂糖を使いたい |
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身は柔らかいですよ |
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