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「那須高原の野菜はなにを食べても美味しい！」というのが田舎暮らしの“ぜいたく”なわけで、那須岳に雪が降り積もったかと思えば、那珂川のほうでは柚子が実っていたりと、毎日、作ったり食べたりするのが忙しいです。
で、那須高原のレストランや旅館の食事もきっと美味いんだろうなと思われがちですが、実際はピンからキリまで。せっかくの野菜が……というお店も多いわけで、それは地元の人が作る加工食品にもあてはまるわけです。
「那須高原に足りないのは“食の技”」
――という鋭い意見があって、美味しい野菜をもっと美味しく食べるためには“技”を磨いておこうということで、食の修羅場を踏んできた玄人筋のおかみさんにお聞きしたのが「すし屋のおかみさんのマル秘レシピ！」というコラムなのです。まずはすし屋のおかみさんが漬けた「梅干し」をご覧ください。
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はい、体が反応しました――。梅干しの条件反射がジュワーと口の中に出たあなたは正常な味覚の持ち主です。お寿司屋さんの梅干しは脇役といった感じですが、これを美味しく決めてくるかどうかで器量というか、懐の深さというか、器の大きさというか、つまりいい店かどうかが分かるわけでして、けっこうシビアなネタであったりするわけです。
普通はお寿司屋さんのレシピというのは商売上の“秘密”なんですが、那須高原好きのおかみさんだったので特別に教えてもらうことができました。オリジナルなレシピなので、直筆の生原稿を掲載しています。今後も根掘り葉掘り聞いてみようと思いますのでお楽しみに――。
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梅干しは梅の産地で決まるらしい |
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梅酒作りにも挑戦したいな |
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シソをつんで赤く色づけします |
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つまり、シソの量で色合いも違うわけです |
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