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今でも那須野ヶ原の開拓の面影を残すレシピがこの「いとこ煮汁」。歴史の本をめくってみると、富山県出身の開拓の人が那須高原に伝えたということです。なんだかしみじみ……。
そこで、富山県の郷土料理を調べてみると、親鸞聖人の報恩講のときに作られている行事食とのこと。なるほど、精進料理の一つだったのですね。富山県では味噌味ベースのようです。
レシピの名前で似ているのが「いとこ煮」ですが、これはかぼちゃに小豆をからませたもの。小豆が入ったレシピは「いとこ」をつけるところが郷土料理の奥深いところです。
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4人前 |
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(1) |
大根……1/3本 |
(2) |
ごぼう……1本 |
(3) |
人参……1/2本 |
(4) |
里芋……4個 |
(5) |
こんにゃく……1/3個 |
(6) |
小豆……カップ2/3 |
(7) |
玉砂糖……大さじ1 |
(8) |
醤油……大さじ4 |
(9) |
水……カップ5 |
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小豆を入れると「いとこ」になります |
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●小豆は鍋で水から煮て、沸騰したら水気を切って、それを繰り返します。 |
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●指で摘まんで、小豆が柔らかくなったらOK。ちょっと固めがいいかも。 |
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野菜やこんにゃくを切ります。一手間かけて、野菜を湯通ししてあげましょう。 |
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鍋に野菜を入れて煮ます。中火で15分ぐらい。 |
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茹でた小豆、こんにゃくの順に入れて、玉砂糖と醤油で味付け。 |
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ほどよく煮えたらできあがり。 |
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●小豆は煮崩れしないことが肝心。薄味が美味しいと思います。 |
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材料の勢ぞろい |
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はじめに小豆を煮てから |
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下準備できました! |
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こんな感じで煮て |
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