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薦豆腐(こもどうふ)は白河市をはじめ、西白河郡、東白川郡に広がっている代表的な郷土料理です。稲わらの中に茹でた豆腐を包んでしまうなんて、昔の人はよく考えたものです。
豆腐に稲わらの匂いが染みついて日向の香りがしますよ。切り口も稲わらを包んだことで絞ったような形に仕上がります。ほどよく固さがありますので、いろいろな料理に使えそう。
この薦豆腐は昔むかしの葬式料理として作られました。茹でた豆腐は1センチぐらいに切って、砂糖と醤油で味付けます。二の膳のお平椀に野菜の煮物と一緒に盛り付けたようです。
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4人前 |
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(1) |
豆腐……2丁 |
(2) |
砂糖……適量 |
(3) |
醤油……適量 |
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*稲わらが必要ですよ |
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白河の多田豆腐を使いました! |
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●稲わらはよく水洗いをし、バサッとと広げてよく水を切りましょう。汚れのない新しい稲わらを使いましょう。 |
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●稲わらの両端を、これまた稲わらを使って結んで、納豆作りの「つと」のようにします。 |
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沸騰したお湯の中に豆腐を入れて20分ほど茹でましょう。 |
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つとの中央に豆腐を置いて包みます。 |
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豆腐の入ったつとを30分ほど冷水の中に浸けておきます。 |
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稲わらの模様がついた豆腐を1センチぐらいの大きさで斜めに切って、砂糖と醤油で煮て味付けしたらできあがり。 |
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●木綿豆腐を使うのがベストです。 |
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つとを作ります |
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茹でた豆腐をつとの中に |
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縛ったら冷水の中に |
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切ったら味付け |
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