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お盆は一年を通した最大のイベントなのです。7月1日は釜のふたといって仏様が家路に着く日、7日の七夕にはお墓の掃除をして、13日が迎え盆です。お盆の最中は生臭、つまり生ものを食べないのが古い慣わし。そして、16日の仏様が帰る日である送り盆に、野菜の天ぷらを揚げます。野菜は必ず3色つける決まり。
天ぷらの揚げ方は、いろいろな方法がありますが、那須高原の天ぷらの特徴は、地物の小麦粉を使って“ぼってり”と揚げるということでしょうか……? もともと素材が新鮮なので、凝った作り方をしなくても、揚げたての天ぷらに醤油をジャーとかけて食べる。これがいいのです。食べたくなってきませんか?
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4人前 |
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(1) |
なす……3個 |
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かぼちゃ……1/4 |
(3) |
いんげん……20本 |
(4) |
メリケン粉……カップ1 |
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片栗粉……小さじ1 |
(6) |
塩……小さじ1 |
(7) |
水……カップ1/2 |
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見てるだけで天ぷらにしたくなる |
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●なすは縦に半分に切って、その先を2cmぐらいの切り込みを入れましょう。火が通りやすくなります。 |
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●かぼちゃは三日月形に切るのが定番。いんげんも食べやすい大きさに。 |
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天ぷら鍋に油を入れて適温にします。 |
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ボールにメリケン粉、片栗粉、水を入れて混ぜます。混ぜすぎてはいけませんよ。玉が残るぐらいがベスト。 |
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油の中に小麦粉をポトンと落として火加減を確かめる。野菜を揚げてゆきましょう。 |
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油を切ってできあがり。かぼちゃは塩で食べると美味しいですよ。 |
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●油の中にごま油を足しても香ばしさが増しますが、おすすめしたいのが米油、カラッと揚がります。 |
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切り込みを入れる |
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混ぜすぎないで |
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いんげんはこんな感じ |
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カラッと揚げる |
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