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たけのこの名産地というのは全国津々浦々にあるわけですが、竹の葉が有名なのは那須高原だけかもしれません。大田原市の竹の葉は上野動物園のパンダの餌になっていて、人間国宝の竹芸作家がいたりします。大田原市の道の駅「那須与一の郷」のギャラリーにはその作品の数々が展示されていますが、ホント見事ですよ。
那須高原のたけのこのシーズンは5月のゴールデンウィークあたりです。道の駅の相場だと1本100円で売っています。地元にいると山の中の竹やぶに入って引っこ抜いてくるわけですが、農家の人に一声かければ「どうぞ、どうぞ」といった感じなわけで、竹というのは山を荒らすから農家の人も困っている様子。まぁ、地元だと「モウソウチク」は雑草みたいなもんです。
那須高原のたけのこの味は、食べなれているので判断しずらいのですが、地元の人が目を光らせているのはむしろ夏に出回る「マダケ」のほうです。これは、皮が黒っぽくて細いたけのこですが、お料理するとホロッと柔らかくて味が繊細。ぜんまいと一緒に煮たら最高の郷土料理になります。
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モウソウチクも美味しいのですが…… |
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上には上のたけのこもあったりして…… |
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それがマダケというものです。迷わず買いましょう |
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煮しめや炊き込みご飯には最高ですよ |
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