◇那須高原の郷土料理◇ 那須高原のスローフードな郷土料理レシピ集!

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トップページ 那須高原のときどきコラム 手作りで楽しめるスチーム美容のよもぎ蒸し
長く続けるものだからこそ手作りが最適!
30分ほどカラダを蒸してください
「よもぎ蒸し」が流行のようです。世間のありとあらゆる美容方法を試してきたマチコさんは、早速、コレに食いつきました。ギンナンも根っからのサウナ好き。そんなことで、「よもぎ蒸し」を体験してみようかと思ったら、岩盤浴なんかで30分1000円とのこと。那須高原の土手にはよもぎがワサワサと生えているのに、もっと手軽にできないものかなーと、通販サイトで家庭用の「よもぎ蒸し」を探したら、わざわざ買わなくても自分で作れることが判明したわけです。

まずは「よもぎ蒸し」の簡単な説明からいきます。座浴といって、蒸気を逃がさないマントをカラダに覆って、穴の開いた椅子に腰掛けます。椅子の下から、よもぎなどの野草を煎じた蒸気をマントの中に充満させるわけです。この蒸気がお尻から体内に吸収されるので、野草の成分がカラダに浸み込み、10分ぐらいすると汗をたっぷりかきます。サウナに入っていると、汗を流す前に暑さで頭がボーッとしてしまいますが、「よもぎ蒸し」ならそれほど辛くはありません。30分ほど座浴するのが基本ですが、湯上りはハーブオイルを塗ったように爽快で、カラダの芯まで温まりますよ。




4月頃のよもぎは草餅に最適。8月頃でも座浴の薬草として使える
よもぎは草餅や天ぷらにして食べる郷土料理の食材ですが、お灸のもぐさにもなる薬草なのです。煎じて飲むと、健胃、腰痛、下痢、貧血、冷え性などに効果があるとか。で、よもぎを手に入れなくてはならないのですが、那須高原なら田んぼのあたりに生えているので、20株ほど引っこ抜いてきましょう。それを2週間ほど洗濯棒に挟んで干したら、ハサミで細かく刻みます。
根のほうを紐で結んで洗濯棒で干す カラカラに乾燥したらハサミで刻む


次に座浴に必要な道具類を手作りしましょう。まずは、穴の開いた椅子を用意しなくてはならないのですが、廃材なんかをうまく使って製作してください。要は、お尻に穴が開いていればいいだけなので、みかん箱のようなものを利用したり、いらなくなった椅子を改造したりするのもいいと思います。ホームセンターやリサイクルショップに行けば、それっぽいものが見つかるかも。それと、もう一つなくてはならないのがマントというかポンチョというか、よもぎの蒸気を逃がさないためのかぶりものなのですが、これはホームセンターで売っているシャワーカーテンを2枚買って縫い合わせて、ゴム紐を通せば立派に作れます。このマントをかぶる前に、シーツをカラダに羽織ることを忘れずに。マントをかぶったら、蒸気が逃げないように首もとにはタオルを巻きましょう。


穴から蒸気が立ち上るようにデザイン シャワーカーテンで作ったマント 首もとはタオルを巻きましょう


道具類が揃ったらいよいよ「よもぎ蒸し」の始まりです。蒸気を出す器具はどんなどんなものがいいのか試行錯誤した結果、温度調節もできるホットプレートが一番いいことが分かりました。ただし、火傷には十分に気をつけましょう。「よもぎ蒸し」が始まったら、汗がダラダラしてもじっと動かないことです。それと、終わったらかなり濃いよもぎエキスが残りますが、もともとよもぎはお風呂の中に入れると腰痛にいいといわれてきましたので、洗濯用ネットなんかに入れて、入浴剤にするとさらに温まりますよ。


ホットプレートに水を入れます
よもぎを入れて沸騰させます
椅子の中にホットプレートを置きます
腰掛けるときは保温にしましょう
座り心地をよくするためにタオルをしきます
水が足りなくなったら注ぎ足しましょう
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